Facebookにてシェアされている方のリンクを見るにあたり、少しばかり驚いたので、思わず反応してしまった。超気持ちの悪い、そして非論理的でありながら自尊心を高める効果ばつぐんの、詭弁がまかり通るのはFacebookの常とは言いながら、気軽に「いいネ!」で天使になれるメソッドを実践なさっている方がフィードに(ということは友達の友達あたりに)たくさんいらっしゃるという現実を受け止めつつ、2回にわけて感想を述べた。

第1回はこちら。

 

もうめんどくさいのでw、件のブログの記事を、時間のある方はお読みいただきたい。

ttp://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/40768d2be233f251b6ff75903613f0db

これをありがたるというのは、たぶん「命って大切だね!」で思考停止しているみなさんだ。

頭をかかえてしまう問題は「命って大切だね!だから憲法9条を守ろう!」 という主張をしている人たちに向かって「いや、憲法は改正して、きちんと…」と言いかけると、すぐに「じゃあ命は大切じゃないとでも言うのか!」という議論になってしまうところだ。
そんなこと言ってるわけないんだが、彼らにとっては同じように聴こえるようだ。

何度か行きつ戻りつして件のブログの記事を読ませてもらったんだが、どうしても、言ってることが理解できない。よっぽどのバカなんでだろうか。 そんなわけはないと思う。でも

 

「集団自衛権を容認する決定をした内閣がこの国の主人公ではなく、主人公は国民なんだ」

 

というところが特に意味をつかみかねる部分。

そして最後の方に、

 

「戦後69年も続いた平和を、崩されてたまるもんですか。」

 

と書いてある。
やはり、「平和だったのは憲法のおかげ」と信じて疑ってないタイプの方のようだ。

 

残念ですが、それは違う。

戦後日本が平和だったのは、軍備はそこそこにしてアメリカの核の傘の下に入り、そのぶん経済方面で異様にがんばって発展を遂げ西側諸国と連携する力をつけ、いわばマネーのパワーでバランスを取り、同時にじょじょにそこそこの軍備も整えて来た(そして屈強な在日米軍)、からだ。

あなた方のような、なんの説得力も無い、耳をふさいでただ「ヘイワ〜ヘイワ〜」と叫んでいるような状態の「よっぽどの人たち」が考える理由とは、ぜんぜん違うのだ。

「日本を戦争の出来る国にするのか!」という言い方を、まるで鬼の首とったかのように言ったりしているのを聞くが、呆れるほど間違っており、アタマから湯気出る次第だ。

あのですね。「戦争の出来る国」じゃないと、「戦争をしない」を選べないんだぞ。

これ重要。

「戦争の出来る国」にならないと、「戦争しかけられたら即負け」なのだ。
「戦争の出来る国」だからこそ、「戦争はしない」を選べるのだ。

たとえばアナタ夜、家の玄関に、鍵かけて寝ますよね?

なぜです???

アナタがなにも悪い事してなくて、庖丁くらいしか武器も無い。
そんな平和主義なアナタが、玄関に鍵かけて寝てるのはなぜなんです???

ほら、今頭に浮かんだ、それが答え、だ。

国レベルと、個人は違う、なんていうのは、通らない。

だって最初の方に書きましたよね、覚えてませんか?
アナタがた、戦争を「喧嘩」に例えましたよ??

 

集団的自衛権をなぜ急ぐ?

すでにいろんなところで言われているようですが、今、なぜ日本は、集団的自衛権の容認に動いたか。これにはやはり、アメリカの画策もあるようだ。

まず、とにかく中国の台頭、これはもういかんともしがたい。領土拡張路線。これはもう、日本の識者がなんと言おうが、止めようがない国家戦略としてやってくる。朝鮮半島を、ますます属国化しつつもある。まず中国は、徹底的に情報戦を仕掛けてくる。具体的に言うとスパイだ。このスパイがとても活発に動い て、とうとう韓国から在韓米軍を撤退させることに成功してしまった。これで、半島情勢の生殺与奪権は中国、ということになった。そうなると、もはや半島統 一も手の中のゲームのようなもの、だ。

これ、日清戦争前夜とすごく似ているらしい。アメリカ軍がいなくなった朝鮮半島で中国の傀儡となった統一朝鮮が、あまつさえ反日教育華やかなりしお国がら、火種としては尖閣もあれば竹島もある。その戦争の種はすでに、大きくなりつつあると言ってもいいだろう。これに対応するべくアメリカが集団的自衛権の容認をせっついた、という事情があると言われている。

こういう説明は「そんなことない。話し合えばわかりあえる」でサラリと片付けるのが「平和主義者」の素晴しいところ。

「命が大事だよ!」という、人間なら誰も言い返せないような当たり前なお題目を唱えて、ええかっこしないでいただきたい。
平和はたぶん、お気楽なあなた方が考えているより、もっと大変なんだと思う。
今までは、とてもラッキーだったのだ。

現時点でわれわれは戦火に巻き込まれず、とても幸せだ。

 

最近話題になった、社民党のポスター。

「戦争になったら」を、うまく想像することができない方々にとって、自己陶酔するにはちょうどいい意匠だと思う。社民党が政治的に勢力を盛り返せないのは、「間違ってるから」ではなく「正しいから」という認識なんだろうな。もはやあなたたち、修正すら難しい。

shamin

 

おわり。