三国志/第四巻「な なんという男だ」

 

れに乱れる世相、そして腐りに腐った政治を背景に、血なまぐささを増す漢朝の末期、
地方の将軍でも武力を持ってすれば政治を動かせる、という既成事実がどんどん積み上がっていきます。

董卓、という将軍が、中央政治を取り仕切ってしまいました。

なんだか将軍がトップに立つとなるという様子を見ると、ノリエガ将軍とかカダフィ大佐とかを思い出しますね。

カダフィは将軍ですらないですけど。

パナマのノリエガリビアのカダフィも、政治的に最後は哀れな姿になってしまうわけですが(ノリエガは存命)、
董卓もいずれそうなる雰囲気がぷんぷんしていて素敵です。

死相が出ています。



なぜなら、曹操が立ち上がらんとするからです。

この時、曹操三十五歳。

人物像があまりにもあっさりと描かれているため、どれくらいの才気煥発ぶりだったのか深くは知れませんが、助けてもらった恩人を結局みずから斬り殺してしまうという
残忍で冷酷、しかし冷徹な計算が出来る人物だったのでしょう。


俺の言うことは正しい
俺のなすことも正しい

俺が天下に背こうとも
天下の人間が俺に背くことは許さん

曹操の言い切りドン引きする陳宮





そして劉備張飛「壮大なる逆算」の士、関羽雲長が、1コマも出て来ない第4巻。



豪傑であって人気も高い布、そして謎の高評価を得ている化け物ホース、赤兎赤兎馬


この赤兎馬、贈られただけで呂布に養父を裏切らせるほどの魅力ある名馬なんですね。

これって、なにかの記号として使われているように感じるのですが、いったいなんなんでしょうね。


長大な歴史からすると、
うまく曹操の噛ませ犬として台頭してきてくれた董卓。

漢朝王宮をめぐる権力争いとしての色合いが、
ハッキリ強くなってきました。

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