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戦国武将の明暗

投稿日:2016年8月31日 更新日:

戦国武将の明暗 (新潮新書)

 

いきなり、「ぼくの本は売れません」から始まりますwww
歴史資料へのためらいなく、こだわりすぎずに、ライトに行こう、と前書きで決められたはずなんですが、やはり内容としては、微に入り細を穿つしかないジャンルですから、もはや歴史に興味を持てない人には「誰のことをゆーとるのかわからん!!」となります。

 

 

確かに、徳川家康や秀忠、または真田丸に出てくる真田昌幸とか、秀吉とか本多忠勝、とかまでならば多くの人が知ってる!と楽しめるんでしょうけども。

いや、最近は歴史ゲームとかも発達してますから、キャラとして知ってる武将も多かれど。

11章のテーマは井伊vs鳥居。
「鳥居忠政」と言われて、ピンとくる人がどれくらいいるんでしょう。

鳥居家と聞けば伏見城を守って壮絶な討ち死にをした鳥居元忠。
鳥居家は幕末まで続くお家になるそうなのですが、それまでの紆余曲折など、普通は知る由もありませんね。
こういう細かい(一字ずつもらってるから余計ややこしい)名前の系譜とか、覚えてしまえばなんてことはないんです。

 

徳川の15代将軍なら、覚えてる人も多いでしょう。
でも井伊藩主を直弼から遡って言ってみろ、って言われたらまぁ無理ですよね。

資料をしっかりと把握しているからこそできる、一般論や通説を軽く従えた仮説。

面白い本です。

 

 

 

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