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命の値段が高すぎる!—医療の貧困

命の値段が高すぎる!―医療の貧困 (ちくま新書)

(p.33)しかしこの発言は、マスコミから集中砲火を浴びせられるほど不適切なものだったのだろうか。毎晩のように一流ホテルのバーで飲食している(らしい)麻生首相にそんなこを言われたくないという心情を別にすれば、取り立てて騒ぐようなことではないのではないか。
そこで問題発言とされる部分を経済財政諮問会議の議事録から抜き出してみよう。

麻生議長
67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人は何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。(後略)

いかがだろうか。
意外とまともなことを言っているではないか。
「よぼよぼ」、「たらたら」などの表現は、なるほど一国の最高権力者が使うには相応しくないかもしれない。しかし発言の趣旨に賛同できる国民は、きっとマスコミや野党が考えている以上に大勢いるに違いない。
とりわけ、自堕落な制多雨を続けてきて病気にあった人たちの医療費を、なぜ真面目に健康管理に努めた人間が肩代わりしなければならないのか、という指摘が鋭い。素朴ではあるが公的医療保険の本質的な弱点を突いているため、これに対する説得力のある回答を用意することは、実はきわめて難しい。

しかも麻生首相と同世代でいくつも病気を抱えている人のなかには、確かに若い頃からかなり不摂生を続けて来た人が少なくないのも事実である。日頃から健康に留意していた人でも病気になることはあるし、その場合は気の毒だが、自己責任で病気になった人の分まで、われわれじゃ負担し続けなければならないのだろうか。

 

長浜バイオ大学教授による、小泉医療改革がもたらす波紋と後期高齢者医療の真実を知る書。

とりわけ、第4章「メタボリック狂想曲」はメタボ指導や基準値の、滑稽とも言える謎を取り上げ、「ハンバーガー税を徴収せよ」と提案されています。

そして、「レセプト並み領収書」については実にわかりやすく、そのオンライン化がもたらす功罪についても率直な意見が述べられていて、国民にとって、良質の医療とはなんなのかが危急の事案だと知らされます。

公的な保険制度が独善に陥らず、それでいて厚生労働省のいう「国民皆保険」は維持可能なのか。アメリカ型の「個人勘定」とは…。読んでおいた方がいいですね。

ニュースが、違って見えてくるかも知れません。

最後の章にあるように、「長寿」ではなく「自立」が最高の価値になるような、それを助ける「セルフ・メディケーション」が実現するためのイノベーションが、待たれているのでしょう。

うん、そういうのしか、イノベーションって言わなくね??とか思ったりもするw

 

 

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