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三国志/第十四巻「最悪の死に方」

三国志 (14) (希望コミックス (54))



はやサブタイトルが「呂布の末路」であるこの第14巻。

秋風の吹く頃、名家・(ちん)親子の謀略にはまり、
暗闇で同士討ちなどする内に
窮地に立たされることになります。

やさぐれ呂布
やさぐれていく呂布

女のいうこと聞いて負けちゃう
女の言うこときいて作戦をとりやめてしまったり。

娘を袁術に嫁がせることもままならず。

結局、裏切り続けたことの報いか、
最後は部下に思いっきり裏切られてとらえられ、
曹操に首を刎ねられてしまいました。

ああ、もう、「指先どうなっとんじゃ」を見ることは
出来ないのでしょうか。

前巻でなんとか、曹操にその秘技が受け継がれたのを
見届けたのですが、
今後、呂布ほどの「指先どうなっとんじゃ」
を見せてくれる猛将が現れるとも思えず、
ただ悲しみと無常観に打ちひしがれるばかりです。

この巻のラストシーン、まさに呂布が斬首されるシーンでは、
裏切った部下である候成(こうせい)や魏続(ぎぞく)たち
だけでなく、玄徳、張飛、関羽も、なぜかアブラ汗のような
ものを浮かべて凝視しています。

呂布のやったことを思えば、曹操の処置はそう苛烈だとも
思えないのですが、一時期は囲い養い酒を酌み交わし、
味方だった呂布のあっけない最期に、
思わず戦国の世の苦しみを見た、といったところなのでしょうか。

そして、赤兎馬はどうなってしまうのか…。

三国志としては、ここがひとつの区切り、なのかも。



指どうなっとんじゃ過去最高と言われる作品「指先どうなっとんじゃ」。

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