祈りと署名 (ビームコミックス)

猛烈に不思議な作品群。

どうやって描いているのか、発表当時はプロの漫画家の中でも謎だったという。

光と闇と、幻想と現実と。
虚実の入り混じったダークファンタジー、に見えて、希望が散りばめられた風流譚にも読める。

気味悪く、美しく、恐ろしく、華やかな世界。
ドロドロしているけど、綺麗に咲く世界。

そんな、裏表・二面以上ある精神を、不安とエロスをまぶしてある。

夢の中を歩いているような、
夢から覚めた茫洋とした日常を歩いているような…。