1989年、ゴジラ完全復活。
マヌケヅラの高嶋政伸さえいなければ、もっと締まった映画になったでしょうに。
この前の作品「ゴジラ(1984年)」から、俳優や監督など、クレジットがエンドロールで流れる形式になってますね。
いわゆる「平成ゴジラシリーズ」。
え、三菱のセダンがゴジラの敵に??
と思ってましたが違うんですね。
それはディアマンテ。
いやビオランテってゴジラ史上、ビジュアルの怖さはナンバーワンじゃないですか?
※品切れです
ファミコンの大ヒットもあって、「コンピュータ」という言葉が、ものすごい未来を感じさせていた時代。
Windows95の発売まではもう少し時間がかかるものの、ポリゴン映像だけでも「なんて最先端な」と思わせていたことは想像に難くないですね。
福井原発に現れ、放射能を補給するゴジラ。
周辺の影響は、あまり考慮されてない感じですが…。
前作「ゴジラ」ではあれだけ米ソ対決を露わにしていたのに、もうソ連崩壊(1991年)は見えていたのか、ものがたりを引っ掻き回す仮想敵国はソ連ではなく、アラブの一国に。
最後の5分くらいまったく要らないだろ…と嘆息を漏らしつつも、マヌケヅラの高嶋政伸さえいなければ、もっと締まった映画になったでしょうに、新しい時代を感じさせる、まさに新しいゴジラでした。
Huluにゴジラ、全部あります。