なんでファンになったか
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女優さんの熱愛とか、タレントさんの破局とか泥沼とか、あるいは麻薬だなんだの犯罪を知るに付け、いつも思うのは「ああ、やっぱり自分を含め視聴者は、イメージと(良い意味を含めた)偏見で、本当のこの人のことなんて、なんにも、なにひとつ、知らないんだよなぁ…」ということです。
ふたりとも世間に名の知れた方々の熱愛、とかの方が実は稀で、その恋愛対象の多くは一般の方だったりスタッフだったりして、普通、そのふたりが出会っていること自体、周りはよくわからないわけでしょう。
ファンとは言いながらも知っているのは「ここを、見ていただきたい!できるかぎり有料で!」と商品化された一面だけであって、プライベートはもちろん、よく知っているつもりでも、実はなにも知らないわけです。
なので本来は、がっかりしたとか、ファンであるのを辞めよう、などというのは大きな間違いなのであって、間違いが言い過ぎなら勘違いと言ってさしつかえない事柄でしょう。
最初から「恋人があのヒトに出来るまでがファンだ」と決めていたのならまだしも。
「自分が恋人になる目的でファンになる」わけでもないはずです。
状況証拠で固めて「嘘ついてた!」とかってファビョるのは、筋違いです。
もちろん、男女問わずです。
むろん、そこを永久に勘違いさせつづけるのも「夢を売る商売」なんでしょうし、「アンチ」が生まれるのもそうした勘違いが起こるからこその、どうしようもない副作用なんですよね。
すこしだけよくわからないのは、「二次元」と言われる漫画やアニメの女性キャラクターに恋したかのような男性らが、その大人気アニメキャラクターの声を担当している女性声優さんに、恋人がいたことがわかると怒り狂う、というよくある図式です。
彼らは「裏切られた」とまで言う。
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なにがわからないかというと、彼らは「二次元がいい!三次元はめんどう!」などと言い(もちろん一部の人ですよ)、アニメキャラの可愛さや動き、そしてその自由度や二次創作の簡便さにいたるまで、微に入り細を穿ち、心酔しているわけでしょう。
しかしながら、声を担当している(だけ。いろんな事情で変更もあるでしょうに)声優さんに、収斂火災のごとくフォーカスしている。
なんだお前ら、やっぱ三次元がいいんじゃないかウソつきやがって、と言いたくなる次第です。
そこには、あたりまえな嫉妬があると思います。
なぜそれが不思議に映るかというと、ああいう人らは「アニメキャラに陶酔するのに性欲などはない」とでもいうようなスタンスを、とっているからですよね。
アニメはアニメ、二次元は二次元、と割り切っているのではなかったのか。
なんだか、一部の変態と多くの一般的オタクをごっちゃにしている感が否めないので、このへんでやめましょうww
忘れてはいけないこと
一部の卑劣な変態オタクの方々と相容れることなどは無いですけれど、他の方々への誤解がふくらみすぎてはいけませんね。
二次元、三次元という言い方じたいはおもしろくて好きなんですが、急に分別つかなくなるかのように憤慨するというのは、結局は「その声優さんのことなんて、最初からなにも知らない」ことを忘れた、大いなる勘違いが原因なのだと思います。
身の程を知らねばいけませんし、「二次元を愛すのは三次元にいるから」という事実を、やっぱり忘れてはいけないのではないでしょうか。