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テレビについて思うこと書いたで その2

投稿日:2014年12月7日 更新日:

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最近、というかずっと前から思ってるんだけど、「クイズ番組」ってすでにもう、本当は成立しないんだよね。

答えは、スマホ検索すれば瞬時に出てくるから。

なのに、どうしてテレビでは普通に今でも、クイズ番組をやってるんだろう。

 

考えられるのはふたつ。

1、「検索なんか一切しない人」が観てる。

これ、あるよね。
テレビっていうのは、なにもしないに近い状態で観る(なにかしながら、はこの亜種)なので、わざわざスマホで調べながら必死に観るってことはまずない。

紹介された商品を検索することはあっても、クイズの答えをいずれ「正解はCMのあと!」であっても言ってもらえるんだから、待ってればいい。

そう、「ただ、待ってられる人」が観てる。

これ、正しいと思う。

クイズ番組って、
「知りたいと思ってもいなかったことを質問して、
間違った答えを列挙する過程を楽しむ」っていう側面があるから、そのやりとりこそがメインなのだ。

ドレミファドン、とか、イントロクイズなんかは検索する時間がない。
アプリでは追いつかない。

あとひとつは、

 

、狭義の「検索しない人」が観てる。


つまりスマホとかパソコンを持ってない人。

テレビを主に観てる人の多くは、前者なんじゃないかと思う。
ほんとは、多くの人はスマホを持っていて検索すればたいていなんでもわかる時代なので、
「答えのないクイズ」しか、価値がなくなっているはずなんだよ。

 

例えば、「IPPON グランプリ」は「答えのないクイズ番組」だからね。

 

あんなおもしろい回答、先に検索結果で出てくるわけがない。
知恵としてアーカイブされていくものでもない。
画像にひとこと足していく「bokete」のようなアプリにしても、あれは最適解であって、普遍的な正解ではない。

 

いや、ある種、普遍性を帯びているものも生まれては来ているようだけど。

「キジと桃太郎が一撃でやられた!!!」のやつとかww

でも、考えてみると、なにもクイズ番組に「知識」を求めて観てるわけではない。


さっきも書いたけど「有名な人たちのやりとりをメインにしている」っていうのがほぼ100%だろう。

ためしに、クイズ王と呼ばれる人たち「だけ」のクイズ番組を想像してみる。
うん、知識もすごいし問題も浮世離れしててためになるし、
でも、ぜんぜん観たくない気がする。

やっぱりアイドル的な人がとてつもない間違い方をして、わかってるのに間違う人がいて、ポイントの差で悲喜こもごもがあって、豪華な賞品があって…という「演出」部分のために観ている、ということになるね。

つまりそういう要素さえ揃うのであれば、なにもクイズである必要はない、っていうことに。

つづく。

 

*やっぱり、「観たいものだけ観る」という人は増えている。
そういう人は、wowowとか、Netflixとかスカパーに加入するのか。

 

 

 

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