最近のコスモウォーターの宣伝広告攻勢はすごい。
一気に広告費をかけ、シェア拡大をはかろうとしてる感。
クリスタルクララやアクアクララに比べると後発であるコスモウォーターは、その安さが売りであった。 たしかにサーバー台が無料である、というハードルの低さは、画期的だった。
他社のものは確か、サーバーレンタル代として1050円/月くらいは必要なのだ。
自分もウォーターサーバーは自宅で使っているし、複数の会社のものを利用した経験があるので、 それに基づいての「感想」に過ぎないことをことわっておく。
さて、たいていはサーバー代が要るというウォーターサーバーなのだが、それが要らないコスモウォーターとて、毎月支払う総額に、大きな差はない。 それはなぜか。
水の単価が高いからだ。
たいていは1回の注文で3300円くらい〜3800円くらいだろうか。
それが、他社よりそんなに低くならないように設定されてある。
水は、使う人の生活形態によって消費量が大きく違ってくるので、高い・安いは注文サイクルにもよる。
1本が12リットルで、月に2本届く。
一人暮らしなら、それで炊飯しても余るのではないだろうか。
珈琲紅茶ハーブティなど、飲食用のみに使うなら月に24リットルはたぶん「多い」。
次の12リットル × 2(たいていは2本ずつしか注文を受け付けていない)が届く頃、下手すると前の1本は手つかずだったりする。
そこで、無理矢理使う、という風になってしまってはなんだかただの贅沢になってしまうのだが、せっかくの「水道水でない水」なのだから、そのまま飲む、という習慣がついても構わないと思う。
夏などは、冷蔵庫を開けなくてもそこそこ冷たい水が飲めるというのは利点だと思うし、たとえば薄めて飲むタイプのカルピスなどは、絶妙な濃さに調整することが出来る。
「水を常時設置するなんて…」と思う人は、外出時、自動販売機やコンビニでペットボトルの水を平気で買うという行為を、もっと愚行だと罵るクセをつけるべきではなかろうか。
あの方がよほど経済的に効率が悪いし、しかも「健康に良いので」などの微量のいいわけを自分に与えてしまっているという点で、精神的にも醜悪である、と言えなくはないだろうか。
設置場所がない、というような事情もよく聞かれる。
己の片づけ能力の低さを棚に上げるのはやめてもらいたいものだ。
なにも、子供用プールのような面積をとれと言っているのではない。
たとえ4畳半一間であっても、なんとかなる。
話は冒頭に戻るが、後発であるコスモウォーターはここへ来ての宣伝攻勢によって、売り上げを上げるのは必然であろう。
ボトルを返却・交換しなくていいというボトルを開発した同社だが、顧客の拡大によってさらに格安のプランが用意されることが待ち望まれる。
水じたいにも種類があるのだが、味なんてわかりはしない。
ついでなのでクリックして見てみたが、4種類あった。
値段が微妙に違う。
サーバのカラーリングなんてどうでもいいが、水の種類(値段のはば)はもっとあってもいいと思う。
味について正直に言えば、そこそこの水道水が詰めてあれば、夜中などに起き出して来てサーバーからグラスに注げば「うん美味い」と言う自信すらある。
最後に、「電気代」が、1000円/月かかる、というのも覚えておくべきだろう。
個人的には、それを超える利便性があると感じている。
その料金(合計すると4000円強/月)を払う価値がある、と感じている。
「水なんて金出して買うのはおかしい」という人らの、24時間を監視してみたい。
どれくらい、「◯◯に金だしてる」かを見てみたいから。
結論:ウォーターサーバーは、要る。
ーーーーーーーーーーーーー 追記:2015年7月 なんか、急に、ウォーターサーバーが、
冷蔵庫みたいな音を出し始めた。 低周波というかなんというか、 それが鳴ると、頭が痛くなるような低い、不協和音。 思わずコンセントを抜く。 なんだこれは…。 こまった、すぐに問い合わせた。 公式サイトの「お問い合わせ」から。 次の日、電話があった。 「サーバー本体を、壁から15cm以上離してご利用いただいてますか?」 いや、もはやそういう状況ではない。 けっこう長らく使ったので、 交換してもらうことに。 今までは、 下にボトルを落とし込んで、 上へ吸い上げるタイプのサーバーだったが、 今度は従来どおり、 上に乗せるタイプにしたいと思う。 4日ほどで、交換機種が届けられるそうだ。 コスモウォーター。