Where Are We Now?

僕らは今、どの辺にいるんだろ?

映画を見ても何も思わない猿

映画 立川談志 ディレクターズ・カット

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「業の肯定」。

有名な、立川談志の落語哲学を表した語句。

業とは?
肯定とは?

最後に送られる、「芝浜」全編に、その一端を見せる。

古今の芸能に通じ、シャレを愛し、馬鹿を嫌い、理屈を愛でた家元の、記録的な映画です。

人間が口伝し、意味を高めた噺だけが残る落語の世界。
上方とは違う、江戸の粋と風習が活きた、「口調の世界」。

それを「風の中で演じる」と評した家元。

エピソードには事欠かぬ、孤高の哲人。

 

 

Amazonプライムで見ました。

 

 

 

 

 

 

 

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