この記事は、女性に喜んでいただけたようだ。
女を喜ばずのは男の本懐。
今日は、男について。
ヒゲが命令もしてないのに生えてくるので剃らないといけないという強制労働に長年、従事している。多くの男性と共にだ、ご苦労様です。
高校生くらいのときはなんにも生えてこなかったのに、急に来るんだ、毛って。
そういえば、ワキ毛も、「あれ?俺はワキゲ生えない“マッチタイプ”かな?」と思ってたのに、ある日ワキの下を鏡で見たら(ワキの下「だけ」なんて滅多に見ないから)、もう完全に生えてて2歩ほど後ずさりしたことを思い出す。
それくらい突然だった。
やはり、ヒゲはずっと生えてても無精ヒゲでも構わないというものではやっぱりないと思う。自分はたまたま、きちんと整えるとロベルト・バッジオの如くかっこよく出来るタイプではあるが、やっぱり剃る。
男性は私のヒゲを「なかなかシブイじゃないか」的反応をしてくれるが、女性からの反応はおおまかに4タイプに分かれる。
1「男らしくて素敵」
2「汚らしくてジジくさい」
3「ゲイはイヤ」
4「興味なし」
後半はだんだんヒゲじゃなくて「人間そのもの魅力について」になってきてるのでイヤだが、キレイに整えれば整えるほど、その“自己愛の表れっぽい強い清潔感”が、ゲイっぽさに比例してくるようにも感じる。
「強い自己愛」でいうと、あの話題のホラッチョも、その際たる姿をしていた。
長年の懸案であるわけだ、男にとってヒゲ剃りというのは。
「ぜんぜん生えて来ない」などという、男性ホルモンの少ない優しげなフェミニンフニャチン野郎は置いてゆくぞ!
そしてその重大さをいっそう引き立てているのは、自分自身の「皮膚の繊細さ」なのだ。
けっこうどうでもいい話で退屈?恐縮です。
皮膚炎や皮膚病などではないが、「カミソリ負け」に悩む人も多いはず。
100戦100敗なので、神経も過敏です。
散髪屋(理容)に行くと、オジさん(理容師ですよ)は勝手にヒゲを剃ろうとして、こちらのアゴの皮膚を破る。直後、ほんとに血だらけになる。
やっぱりかなり痛いんですがガマンする。弱気。
だいたい「あ、剃らなくていいです」のひとことがいえない弱気なぼく。
そうすると、帰り際、「これどうぞ」って、なにかお土産くれるのだ。
ブラシとか。
「言うなよ…!?」
という意味かなーっと受け取って、二度と行かない。
二度と行かない、といえばかっこいいんだけども、そうするといつまでも「コイツの顎はは剃っちゃいけないんだな」と覚えてもらえず、初めて行く店で悲劇を繰り返すことになる。
何度も考えている。
意味ないのに。
「女みたいに月に10日ほど生理か、男みたいに毎日ひげ剃りか。」
うーん。
すいません。そんなものは比べるものではない。
永久脱毛、やっぱりちょっと考える…。