Where Are We Now?

僕らは今、どの辺にいるんだろ?

映画を見ても何も思わない猿

漫才ギャング

投稿日:2016年12月28日 更新日:

ほんとに気分の悪い、虫酸の走る映画だ。「ドロップ」と同じ、いやそれ以上の薄気味わるさ。
そして長い。

こんなもの、なんで2時間もダラダラ見せる必要があるんだろう。
「漫才」を、なんだかの公式があればできる、みたいに勘違いさせようとしてる?

ロバートの秋山氏と宮川大輔氏、石原さとみ氏が出ていたから、なんとか観ていられる、そんな映画だった。

「俺ってすごいだろ?」ということを言いたいんでしょうか、監督の「そういう気持ち」が、画面から溢れている。

暴力描写をやっていること。
お笑いに精通していること。
悪い奴らの気持ちがわかること。

これらを、全員から嫌われる形で表現してしまっている、それはもはや才能かもしれないが…。

吉本芸人を多数起用することでなんとか成り立っている映画。

笑いは、ない。
面白みも、ゼロ。

佐藤隆太氏の好演はあるものの、残念ながら「元が面白くない」ので、「そういう感じのことをやっている」という風にしか見えない。

21歳の不良が留置場で、ツッコミの才能を見出される?

フィクションとは言え、虫酸が走る設定だ。
どういう風に性根が腐ったら、こんなことを思いつくんだろう。

「俺ってかっこいいだろ?面白いし、喧嘩も強いんだぜ!?」っていう「自画自賛」が透けて見える、嫌な気持ちになる映画。

 

Amazonプライムで見ました。

 

原作のレビュー、ボロカスでワロタwwww

-映画を見ても何も思わない猿

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

トランスフォーマー/最後の騎士王

それにしてもアメリカ人て、ほんとカーチェイス好きだな…。

DAVID BOWIEの死、そして「★」の意味

少し震えています。

湯を沸かすほどの熱い愛

「風呂屋」が示すメタファーは、「情」「愛」か。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒

なんと2018年5月、スピンオフ映画『ハン・ソロ』が全米公開されるらしい。

エルヴィス

「ブルー・ムーン」や「ハートブレイク・ホテル」、「ハウンド・ドッグ」の名曲は、映画の中でより一層、深みを増して響く。

モバイルバージョンを終了