Where Are We Now?

僕らは今、どの辺にいるんだろ?

映画を見ても何も思わない猿

ラ・ラ・ランド

投稿日:2018年9月5日 更新日:

映像の美しさと、派手な演出、ミュージカルな進行を見せるには、複雑なストーリーは邪魔になるだろう。

だからこその、陳腐な「夢を描こう」物語になっている。
何も悪くない。

絶賛する人は、その明快なストーリーと音楽の素晴らしさを讃え、非難する人は、身勝手な女の言い分と夢さえ食ってれば許されるという能天気さを指弾するだろう。

評価は分かれる。
冒頭の、あの「運命の渋滞」から紆余曲折、最後にはそうなってしまうけど、本当の人生ならば、そこで最後、とはならないわけで…。

アメリカの女性を賛美した、こういう勝手な主人公を推す傾向には辟易するところもある。「プラダを着た悪魔」も、自己決定だからなんとも言いようがないけど、浮気もするし、自分の幸せのためには他人に感情を爆発もさせる。

これを「切ない〜〜」ってだけ思える、というのは、ただそれだけで、幸せな人なのかも知れない。
そう思った。

Amazonプライムで見ました。

 

 

-映画を見ても何も思わない猿
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ポンペイ2014

まず、イタリアには気象庁にあたる役所はないのかとww

ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~

一触即発のボストンガーデン。

燃えよ剣

司馬遼太郎原作。

皆殺しの流儀

原題は「WE STILL KILL THE OLD WAY」。

シン・ウルトラマン

しかしながら、本作にはいくつかの課題点も存在する。

モバイルバージョンを終了