ドリフのコントのような設定(海底王国)くらいを出さなければ、もはや怪獣インフレにはふさわしくない、といういわば非常事態ww
メガロって、このパッケージにあるロボットの名前じゃなかったんですね。
ロボットの名前は「ジェットジャガー」でした。
なんとなく「スペクトルマン」的な、
ヒーロー要素をとうとう怪獣映画に入れ込んできたな…!という苦肉の索感がヒシヒシと感じられます。
そして昆虫型のメガロ。
インパクトとしてはどうしても、
バルタン星人には勝てない感じがしますが。
敵の援軍としてガイガンが宇宙から召喚されるんですが、よく考えたらゴジラの吐くのは「放射能火炎」。
ガイガンて、もっとすごい放射線を生身で浴びながら地球へ来てるんだから、あんなの効くはずないんですけどね…。
どうも、なんかこの作品、妙にカースタントに力入れてませんw?
モータースポーツが盛り上がってきた、
っていう時代的な背景もあるんでしょうか。
野望を抱く海底王国は名を「シートピア」。
なかなか可愛い名前ですね。
思えば、神戸で行われた「神戸ポートアイランド博覧会」は1981年。
通称「ポートピア」まで、あとあと8年もある時代なんですね。
犯人は「ヤス」です。それはポートピアね。
そして驚愕ですが、
エンディングは「ジェットジャガー!」みたいな、ジェットジャガーの歌で終わります。
戦いの終わりには巨大化したジェットジャガーとゴジラが政治家みたいに握手してるし、
ゴジラはこの時点ですでに怪獣ではなく「怪人」と化しているww
トカゲのおっさん的な。
今後、どうなるんだろう、と心配になります。
いや、この作品の興行収入が凄まじく低いのもうなづけます。
だってこれ、もうゴジラ映画じゃないもんwww
ゴジラ全作品、Huluにあります。
こんばんは。また参りました。
突っ込み所満載の「ゴジラ対メガロ」。あれは無意味に長いカーアクション、科学では説明のつかない構造のジェットジャガー、早いわ軽いわの常識破りのスピーディー怪獣バトル、今や伝説の「飛んでる」ドロップキック等々、遊んでいるのかマジなのか分からない展開が笑えますが、それ以上の謎がシートピア人とは何者か!?
300万年前なんて人類発生以前の事。M宇宙ハンター星雲のG達と友好関係にあるところからすると、もしかして滅亡寸前に地球に移住してきたハンター星雲の人類の末裔なのかも!?
彼らの地上攻撃は一見報復のように見えるけどそれは口実で、核実験の問題が無くてもいずれはG達と組んで地上征服に乗り出したのではないでしょうか!?そう考えれば、地上人側に警告を発するでも無く一方的に攻撃してきた彼らの無茶振りにも納得がいきます。G達もやたら平和をお題目にしてましたし、似てますよ。この2者。何にしても、私はハナからこのシートピアン達には好感を持ってませんでしたけど。
ここではゴジラが何故か同じ核の被害者であるシートピア人と敵対している事が言われてますが、ゴジラはただ日本の危機を救いたかったのでしょう。前作でゴジラとアンギラスは危ういところを日本人達に救われてますから、少なくとも日本には恩義を感じている。だからこそ、謂れのない攻撃を受けている日本を救いたかったのだと思います。日本だって核の被害者なんですから。