なんだかずっと面白い。
ストーリーや描写は残酷で、主人公の感情的にも冷淡なまま進むのに、画面から感じる温度はまるで、1秒後にとんでもない展開が待っている、と常に思わせてくれるほどのものだ。
ジャン・レノ。
ナタリー・ポートマン。
「一夜にして」という言葉が合うほどに、この作品で二人は、世界的な大スターになったと言ってもいいだろう。「レオン」の余韻は、まだ続いている。
特に、ナタリー・ポートマンの衝撃。
彼女でなければ、この映画はなかったとすら思える。
リュック・ベッソン、傑作中の傑作。
悲しくも残酷な、殺し屋と少女の物語。
ゲーリー・オールドマンの素晴らしさも全開。
そういえば後に日本でも撮影された「WASABI」では、ベッソンは監督はしなかった…んだな…w
エンディングの「Shape Of My Heart」が泣かせる。