これはもう、脚本と俳優さんの勝利だ、というくらいに素晴らしい内容。なぜかみんな魅力的。
設定が極限状態であるがゆえに、それぞれのキャラが立っている。本当はもっと個性的な人たちなんだろうなぁ、という想像も。
水だけは、みんなで氷雪を溶かして作る…大変そう。
大変に孤独で、制限された環境では、そのスキルよりも人格、が問われるんだろう。潜水艦とか、宇宙飛行士とかと同じように、「変な人」が混じると全てが崩壊する、というような。
料理人が主人公のお話だけに、夜中に勝手に貴重な備蓄食材を食べてしまうクルーたちの、「実はものすごいストレスを抱えている」という様子がおかしくも悲しい。
勝手にラーメン食べてたり。
勝手にバターをかじってたり。
彼らが滞在する「ドームふじ基地」を管理する機関のサイト
http://polaris.nipr.ac.jp/~icc/NC/htdocs/
モデルとなった原作者、本当の南極料理人・西村淳氏のHP
オーロラキッチン
http://aurorakitchen.co/
Amazonプライムで見ました。