しょうがの味は熱い (文春文庫)

こんなもんだよね…と煮詰まりながらも、上下を繰り返す男女の感情。

同棲して結婚へ向けて、と、誰かの人生をひな形にするとけっきょく苦しむ。
言いたいことを言えず、言いたくないことを言ってしまっても、事態は好転しない。

あるある!と共感する人と、 ないない!と非難する人がいそうな小説。

今なら「ただ単にブラック企業に勤める男と、メンヘラ女の不幸な同棲、でしょ?このまま進んでも、けっきょく壊れるカップル」と、断定されてしまいそうな…だけど、だけど。