曹操がいよいよ強大な勢力を得、このままでは漢朝を廃して皇帝になるぞ、と皆が思い始めている時期にさしかかっているようだ。
周りは、曹操にビビるもの、曹操を倒すぞと息巻くもの、曹操の配下でありながらその命を狙うものなど、すべてが曹操を中心に動いているかのよう。
医者とはいえやたらカンタンに小指を食いちぎる名医・吉平。
劉備玄徳も、今まで猫をかぶるように大人しく、その叛意など気づかれないように振る舞っていたのに、警戒されまくって上に、完全にバレてしまう。
さて、三国志上に何度も出て来る戦法のひとつに、「城から出て来ない敵兵を大声で罵って逆上させる」というのがある。
言葉が通じるのが前提ですが、こんなの、本当に通用したんだろうか。
語彙にも限界ありそうだし、大勢で大声を出し続けるのも大変だろうし。
手紙は書いても破られるでしょうから、拡声器とか、使ったんだろうか。
オタンコナス、って、最近は言わない。
ちなみに諸説ありながら、オタンコナスの語源は「おたんちん」で、「小さいちんちん」を指すらしい。
「短チン」てことだな。
それが、まるで「小さいナスビ(小茄子)」のようだ、ということで転訛し、オタンコナスになったということだろう。
つまり男性に向けてしか、侮辱として使えないってことになる。