ジャブローでの防衛戦を耐えきった地球連邦軍は勢いのままにジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略すべく大反攻作戦に打って出た。アムロ達の乗るホワイトベースは作戦前の最後の補給を受ける為にベルファストへ向け航行。そんな中ホワイトベースにある任務が言い渡される。無人島、通称「帰らずの島」の残敵掃討任務。残置諜者の捜索に乗り出すアムロ達であったが、そこで見たのは、いるはずのない子供たちと一機のザクであった。戦闘の中でガンダムを失ったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会う。島の秘密を暴き、アムロは再びガンダムを見つけて無事脱出できるのか…?
1982年のテレビシリーズの1話にスポットライトを当てた、安彦良和(やすひこよしかず)監督の作品。
彼は任侠映画でいえばガンダムは鶴田浩二、ククルス・ドアンのザクは池部良のイメージだと語っているらしい。
作品を通して、戦時であるという緊張感が漂っている。
だからこそ、軍人としてはあり得ない裏切りと生活を続けるククルス・ドアンし、「正義とは」を突きつけられる。っ「ファースト・ガンダム」のことを知らなくても、うっすらガンダムの名前さえ知っていれば楽しめるような、そんな工夫も随所に見られる。戦争の愚かさは、連邦軍もジオン軍も、高官たちが如実に示してくれている。
昔とは違い、メカ部分はCGになっているので見やすい。
逆に、CGのロボットの動きがここまで人間らしくできるのかと驚く。
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