憑神

「幕末が舞台」っていうのってよくありますが、幕末の人って「今、幕末だ」と思ってる人ってあんまりいないんですよね。

「あんまり」っていうのは「もう武士の世は終わりぜよ」と思ってた人はいるだろうけど、っていう意味で。

だいたい「幕府」なんていう言い方を、江戸時代の人はそんなに知らないでしょうし。

加えて、「今、江戸時代だ」なんて思ってる人はひとりもいない。

「徳川の御世も、末よのう」みたいな、末法思想みたいなのは蔓延してたでしょうけど、これから明治になって大正になって、100年以内に真珠湾攻撃なんて、誰が想像できるでしょう。

真珠湾攻撃は1941年。
明治元年は1872年。

 

マジかよ、な、70年しか経っとらんがな…

ちょんまげで「したに〜したにぃ」とかやってたのに、70年で、ハワイまで飛んで爆撃ですよ。

対米戦争には負けてしまいましたが、
やはりこのへん、「浪漫」だったりしますよね。

明治維新は、日本の誉と言われる側面もあるけど、武士階級がみずから武士階級を捨てるには、「よほど不満しかない武士が多かった」ってことです。

それを、庶民に近い徒士(かち。徒歩の武士)の生活・視点から伺いしれる、なんともしみじみするお話です。

落語の「貧乏神」(小佐田定雄さん原作)もまた、聞きなおしたくなりました。

 

 

 

 

映画化されてたのか…

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