4作目。
「怪獣対決」で爆発的ヒットとなったゴジラシリーズ。
それにしても毎回、ゴジラ対策を考え出すのは大変ですね。
今回はあの人気怪獣・モスラの初お目見え。
ザ・ピーナッツも初登場です。
そしてやはり、円谷特撮の技量が、また格段にアップしている感があります。
ミニチュアなのかロケなのか、本当にわからない箇所があったり。
律儀に、今回のゴジラは名古屋に上陸します。
第一作は東京。
第二作は大阪。
第三作は東北。
そして名古屋。
テレビ塔と名古屋城を壊し、またもや凄まじい民間主導で解決策が練られる。
第一作からそうですが、このものすごい民間のクローズアップは一体なんなんでしょう。
これは、やはり太平洋戦争での「大本営発表」などの、「日本の“お上”への警戒感」みたいなものが避けがたくあるものだと言えるのではないでしょうか。
たぶん、その系譜にあるはずだった、ゴジラのドラマを、2016年の最新作「シン・ゴジラ」は、徹底的な政府機関のドラマとして描いた。
それだけでも、時代の動きや変革を感じることができますね。
南国の未開の島(水爆実験の影響を受けてる)の描写は相変わらずですがw、もはや通訳の存在が面倒になったのか、酋長が最初から日本語しゃべってますwwww
卵から生まれた2匹のモスラの幼虫は、口から吐く糸でゴジラを封じ込めます。
あれ?第三作「キングコング対ゴジラ」の時は、どちらかというとゴジラが「日本側」だったような感じだったのに、今作は、「ゴジラから日本を守るモスラ(ら)」という感じになってます。
巻かれて海に落ちるほど、糸吐くシーンが続きw、ゴジラ退治は終了。
悪の怪獣ゴジラの運命やいかに。
キングコングと同じで、モスラ(幼虫です)は平気で太平洋を泳いで帰って行きました。
そのまま終劇。
もうあんまり、ゴジラの生態とか目的に興味持ってないのww?