J・K・シモンズの演技・迫力、その全てで観る者は圧倒されます。
エンディングも、余韻を残す素晴らしい演出。
最後の最後まで、言いたいことを全部セリフで説明して回らないと気が済まないのが邦画なんだな、と改めて思わされます。
ドラマとして、ドラムを題材に、ここまで緊張感のある、激しい情感をでも静かに、秘めた思いとして表現できるなんて。
いやぁ、J・K・シモンズに顔。
ギリシャ彫刻のような、彫り込まれたシワ、造形。
そしてあの声。
あれで「速い!!テンポ!!!!」とかって怒鳴られたら怖いでしょうね。
音大の生徒とか、観たら泣いちゃいそうw
しばらく忘れられそうにありません。
Huluで観ました。