原題は「Season of the Witch」。
それがどうして「デビルクエスト」になるんだ…!と思いましたけど、最後の方まで見ると、「デビルクエストでいいんじゃないの」とも思えてきます。
十字軍、魔女狩り、ソロモンの書、ペスト。中世のヨーロッパを覆う、暗くて陰惨で、残虐でミステリアスな雰囲気。
あれほどのデビルに、「書の呪文を読み上げるだけ」で対抗できるって、もっと本気で死守しておかないといけないだろ教会アホか、と。
勝手な俳優イメージからすると、この主人公がニコラス・ケイジである必要が全然ない。現代的なイメージを強く持ちすぎですかね…フェルソン役のロン・パールマンは、なんの違和感もないけれど。
教会に逆らい、十字軍を脱走したけれど、結局は「神」の大いなる力で悪魔を滅する…いや、それでいいのかお前ら…なんの解決にもなってないぞ…と思ったりもしますが、キリスト教がガツンと広まることを持ってして「中世」は始まるんだから、功罪と言っていいのかわかりませんが、ひどい話ですよね。
いえ、この映画ではなくて、ヨーロッパの歴史、が。
Amazonプライムで見ました。