セリフは英語。
主役の検事はファルコーネ。
タイトルは「ファルコン」。
シチリアマフィアとの孤独な戦い。
日本のヤクザ映画と比べると、なんともあっさりしてる感じというか、あっけらかんと進んでいく感じもある。
実在した正義の裁判官、ジョバンニ・ファルコーネを描いた映画。
「ファルコーネ=ボルセリーノ空港」のに名前を残す人。
だけどイタリアもマフィアに牛耳られ、闇社会が政財界にまで浸透していると言われる国。
麻薬組織と戦う南米の国もそうだけど、いとも簡単に官憲が殺されるというのは、あまり日本でも聞かない話だ。
それだけ、日本は官憲への犯罪組織の浸透が強い、ということなのだろうか。
孤高の正義を貫くファルコーネ検事。
美しい景色とは裏腹に、地中海の犯罪組織の怖さが、じょじょに感じられてくる不思議な映画だ…。
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