Where Are We Now?

僕らは今、どの辺にいるんだろ?

映画を見ても何も思わない猿

やくざ戦争 日本の首領

投稿日:2018年6月7日 更新日:

ヤクザ映画に出演経験のある、当時の俳優総出演?と言ってもいいくらい、これでもかと「あの顔」「あの顔」が出てくる。出てこないのは高倉健、くらいか…。

もう、出て来すぎて、どちらがヤクザか警察かがわかりにくいw

千葉真一演じる迫田が、刑務所内で自殺。辰巳(鶴田浩二)がその遺書を見て涙する場面。その遺書は、ひらがなだけで書かれていた。暴力の尖兵となって戦い続けた男も、教養はなく、漢字も書けない人だったりした、という事実。

そしてまだ、やはり戦後の傷跡を残す人たちがたくさんいて、山口組(劇中の中島組組長・佐倉一誠は三代目田岡一雄のこと)の暴力的な興隆を、劇的に描いている。

病院で、レントゲン写真をタバコを吸いながら見てる医者。
それを始め、「問題ないですね」という検査結果を、タバコを吸いながら喜んで聞く患者。

昔はほんと、「見えないことになってる」と言っても良かったんだなタバコって。

 

それにしても、この「やくざ戦争」というタイトル、つけなくてはならなかったのだろうか…。

Amazonプライムで見ました。


 

-映画を見ても何も思わない猿
-, , , , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

50回目のファーストキス

とてもいい話で、常夏のハワイだからこそ、日付に関係なく「今日も同じ日を繰り返す」、が可能だという設定だ。

サンティネル

この先どうなるのか…余韻を残した終わり方、だった。

ファルコン

実在した正義の裁判官、ジョバンニ・ファルコーネを描いた映画。

もしも昨日が選べたら

本当は、周りの人がいないと何もできないし、無力でしかない。

ホース・ソルジャー

終わりはないし、憎悪は連鎖している。

モバイルバージョンを終了