原題は『Our Kind of Traitor』。
ステラン・スカルスガルド(ディマ役)が渋い。
なぜあのヘリは爆発したのか。
ディマが自裁して、家族を守りやすい条件を作った、と考えるのが妥当か。
劇では描かれないがやはりあの因縁の拳銃に込めたメッセージで、形勢はひっくり返って行くのだろうか。
邦題は深い。
「われらが背きし者」の、「われら」とは一体誰から、誰までを指すのか。
そして背きし者とは。
騙し騙され、でもその元のお金も「血の金」だったりするし、政治の裏で暗躍する秘密組織とマフィアの戦い。
やっぱり、物語を強引に引っ張るのは暗愚な者なのだなぁ、とも思える一瞬があった。
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