犯罪心理学の専門家でデトロイト市警刑事のアレックス(タイラー・ペリー)は、猟奇殺人鬼(マシュー・フォックス)を逮捕するため、同僚の刑事トミー(エドワード・バーンズ)と共に捜査に尽力していた。やがて、犯人の行動を緻密に分析し推理をしていく中、次なるターゲットが
↑Amazonのキャプションがひどい感じに切れてる。
こういう映画にあまり良いのはない。
屈強で冷静なテロリストにピンポイントで狙われたら、事実上どうしようもないなぁ…。
警察とか心理学で、ほんとにどうにかなるんだろうか。
妻を殺された捜査官との、決死の対決。
刑事がめちゃくちゃやる、っていうのはアメリカ映画のオハコ芸だけど、こういう「思想も信条も恨みも特には何もない、ただただ強くて賢いだけの元・軍人テロリスト」という犯人像って、けっこう珍しいんじゃないか。
犯人の動機がよくわからないというか、同情する余地がないというか。
それでいいんだと思う。
こんなつらい思いがあったからこの犯行に…って、日本映画ならすぐにしたがるところ、とにかく痛快なほどに「悪」なのは、素直に虫唾が走る。
だからと言って「今の、プロファイリングなの?」的な即断即決が急すぎる。
そして元同僚、相棒の恋人になっていた女性の死が、あまりにも軽い扱いでびっくりする。
時間内におさまらなかったんだろうか。
復讐を果たしても、失ったものは帰ってこない。
「続きがある」と主人公は言って終わるが、そういう裏があったとは…。
・Amazonプライムに入れば、すぐ観れるというやつ!