Where Are We Now?

僕らは今、どの辺にいるんだろ?

読んだ本

マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女

投稿日:

マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女

聖母マリアやエヴァと並んで、マグダラのマリアは、西洋世界で最もポピュラーな女性である。娼婦であった彼女は、悔悛して、キリストの磔刑、埋葬、復活に立ち会い、「使徒のなかの使徒」と呼ばれた。両極端ともいえる体験をもつため、その後の芸術表現において、多様な解釈や表象を与えられてきた。貞節にして淫ら、美しくてしかも神聖な、“娼婦=聖女”が辿った数奇な運命を芸術作品から読み解く。図像資料多数収載。

聖女として扱われる人。
キリストとセットで宗教画に描かれる人。

堕落と悔悟、その二面性を表現するアイコンとして、敬虔を惹起する女。

芸術の歴史として、教会への反抗心を含め、画家たちが挑戦してきた女性。

豊富な資料と分析で、ヨーロッパで扱われてきた「マグダラのマリア」について、知ることができる。

-読んだ本

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ごまかさない仏教: 仏・法・僧から問い直す

時間は「未来→現在→過去」の順に流れる?

夫のちんぽが入らない

タイトルがタイトルだけに、手に取りにくい人もいるだろう。
通販で、思い切って買うべきだと思う。

東福門院和子の涙

筆硯清良、人生一楽という語もあるほどに文房品は喜びじゃ。

珍妃の井戸

列強諸国に蹂躙(じゅうりん)され荒廃した清朝最末期の北京。

闇金ウシジマくん

闇金は、大きな意味での、マネー・ロンダリングなのだ。
借りる方は、被害者でもあり、共犯者にされているのある。

モバイルバージョンを終了