17年前に父を亡くし、無職のままロンドンで母と暮らすエグジー。彼の前に現れたハリーは、普段は高級テイ ラー「キングスマン」の仕立て職人、だが裏の顔は秘密裏に活動する国際諜報機関のスパイだった。同僚だったエグジー の父にかつて命を救われたハリーは、エグジーをキングスマンの新人候補としてスカウトする。並みいるライバルたちの 中、新スパイの座を賭けて熾烈な競争を繰り広げるエグジー。一方、ハリーは世界規模のテロ計画を進めるIT富豪、 ヴァレンタインの行方を追っていた。果たしてエグジーは、ハリーの助けを得ながら新たなスパイとなることができるの か?そしてハリーはヴァレンタインの恐ろしい計画を阻止することができるのか?
まさにイギリスを象徴する(したい)映画となるべく、「新しい007」と呼ばれるにふさわしい映画になっている。
しかもその組織(政権とは独立してる)そのものを描くのではなく、由縁ある、新人の成長とともに描いているので、とても見やすい。
敵は「アメリカ人」っていう雰囲気を出している。
グローバルな破壊者でありながら、「アメリカ人だから思いつくよねそういうこと」という、イギリス流の皮肉がたっぷり詰まっている。
イギリス側(キングスマン側)には、エスタブリッシュな白人しか出てこない。
敵はアメリカ的な、わかりやすいサミュエル・L・ジャクソン。
映像の楽しさ/面白さは、クライマックスの「花火」に象徴される。
激しく残酷なシーンに使われる音楽が、作品の質を濃くしている。
…で、これをアメリカ人が再度作り直すと、オースティン・パワーズになるわけかww
Huluで観ました。