あのロッキーが、老いている。
そこへあの、アポロの息子が…!?
老ッキー視点か、若ポロ視点か、なかなか感情移入が難しいですけど、彼を知るフィラデルフィアが「地元」として見事に機能しているところに、たぶんアメリカ人は「郷愁」のようなものを感じるのかも知れません。
なんか、うっかり見ていたのかどうか、
主人公って、ちょっと世界タイトル戦まで早すぎません?
そうなるとあのロッキーがセコンドだし、もっと世界的に騒がれててもいいように思ったりもしました。
昔の超人気作が、はっきり決着をつけにやってきてくれた、という快感はあります。
なんか不思議な感覚にはなります。
あれ?ロッキーバルボアって、実在の人物だっけ??
みたいな。
あれ?この人がスタローンだっていうのはわかるけど、ロッキーだっけこの人?
みたいな。
ボクシングの映画は、試合のシーンが一番鼻白むところです。
しょうがないけれど、クリーンヒットの連続すぎて、「いやいや立ってられないでしょ」というような。
ラスト近く、倒れた主人公に医師が気を利かす場面。
やっぱりあれは、「俺もアポロに憧れたもんだよ」というようなシンパシー、なんですかねえ。
Huluで観ました。