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投稿日:2013年10月26日 更新日:

日本国憲法無効宣言―改憲・護憲派の諸君!この事実を直視せよ

本においては、いくつかの問題を少し突き詰めて考えると、わりとすぐに「憲法問題」に突き当たる。六本木ヒルズ内を歩くと「またここに出て来たぞ」となってしまう、あの感じだ。

どうも、それを避けて、抜本的な改革は難しい。

なので解釈を持って、対応してきたというのが現実だろう。だからこそ数多くの論説や、書店の一般に買えるたくさんの「憲法本」が出ることになっている。
日本国憲法は改訂すべきだ、つまり「改憲論」が書かれたものもあれば、いや、絶対に守るべき『不磨の大典』である、という堅牢なる護憲論に貫かれたものも、たくさんある。

少しだけそれらの意見を拾い読んでみると、どうも「護憲論」は、分が悪いように思える。なぜなら、戦後70年を迎えようとする現在、条文と現実の間に、そうとうな差が生まれているからだ。

このことは、1秒〜2秒ていど考えただけでもわかる。

憲法が出来た時代と今われわれが生きている時代とでは、抗えないレベルで『時代が違う』わけだから、とうぜん「あの時代はそうだったが、今は違うのだ」と、誰もがハッキリ自覚することができる。なので法律も、時代によって改訂されるのが通常だ。


憲法3

「時代に合わぬ」という理由で、悪名高かった食品衛生法は昭和23年に施行され、のち平成15年にようやく書き換えられ、さらに平成21年に最新の改正が為されている。

これが正しい。
条文に合わせて現実を変えるのではなく、現実に即して条文を改良していく。
もはやカセットテープがまったく売れないのに、設立当初の「社是」を『不磨の大典』扱いしたらカセット会社は潰れる。MDも廃れた。USBもやばそう。ならば…と言う感じである。

心情的に涙を飲む部分はあっても、生きていくのは現実世界なのだから、そちらを変えるだ。
とうぜん、制度や規制、法律やその上位概念であるべき憲法も、それに準ずる。



憲法4

時代に合わない決まりがあると、正しいことがまるで悪いことのように解釈されて、無理が出る。理のとうぜんだ。
小学生の時の門限で大学に通うと、バイト出来ません。みたいな。

それ、憲法に書いておく必要あるのか、というようなことも、あったりする。

「護憲派」と言われる人々が絶対に死守すべきだと頑迷な面持ちで掲げるのが、おなじみ「憲法9条」だ。
何度か、胸に「9」のバッヂをつけたオバサマ方をおみかけしたことがあるが、絶対に正しいことを自分は敢行している、と言わんばかりの、精気と正義にみなぎった明るいお顔をされていた。
今もお元気でしょうか。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の
行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

て、日本国憲法が「平和憲法」とふたつ名を冠しているのには理由がある。
その理由とは…それはとうぜん、今言った「憲法9条」があるからだ。
くだんのオバサマ方は憲法といえば「9条」のこと、だと思っているが如き様相だが、まぁそれはそれとして。

「平和憲法」という言葉じたいは日本国憲法にはいっさい出てこない。
が、ここまでハッキリと不戦と非軍備を謳(うた)っている最高法規は、世界にも無い。
それをして「平和憲法」と呼んでいる。

そしてそこらへんに、どうやら「平和」というもののイメージに関する、どうにも修復しがたいボタンの掛け違えがあるような…それはまたさらに、後述を。

憲法1

で、それらを信奉する方々の文章や刊行物を見ると、とても良いことが書いてある。

(戦争があった記述のあと)、『そして、想像を絶する苦しみと歴史的教訓から、平和をこころから希求して制定されたのが、現在の日本の憲法、「平和憲法」です。』
↓
http://www.earth-citizen.org/web3.html

とか!!いやいや!ウソばっかり!!

そして『この60年もの間、直接戦争にまきこまれず、戦争という名のもとに人を殺すことを国民の誰もが強いられなかったのは、第9条があったからです。』
↓
http://www.earth-citizen.org/web3.html

とも、ハッッッキリ日本語で書いてある!

いいですか、ここんとこ、忘れるなよ?

直接戦争にまきこまれず、戦争という名のもとに人を殺すことを国民の誰もが強いられなかったのは、第9条があったからなのです!

つまり、現在の中東は言うに及ばずボスニア、リビアを始めアフリカの諸国、中国のチベット侵略など、直接的な武力を用いる形で戦争を繰り返している狂気の殺戮者たちの国の人らが人殺しに巻き込まれてしまうのは、「第9条が無いから」なのですッッッ!

この一点ンンッッッ!

テストに出ますよッッッ!!!!!

アメリカなどは合衆国修正憲法の9条以降をすべてひとつずつ後ろへズラし、8条の次に「9条」を差し込むべきなのだ!!イェイッ!!

こで、憲法成立のいきさつをするりとものすごく簡単におさらいしておこう。

〜引用開始〜 

マッカーサーの指示の下、ポツダム宣言の内容をもとに明治憲法を改正する必要があった当時の幣原喜重郎内閣は、「松本委員会」という憲法問題調査委員会を設け、憲法改正に動き出しました。 同委員会は、甲案・乙案の二つの草案を作成しましたが、1946年2月1日、その試案が毎日新聞にスクープされ、世に出てしまいました。
ダグラス・マッカーサーはこの試案内容に不満を示し、1946年2月3日、「マッカーサー3原則」を打ち出し、新憲法のGHQ草案(マッカーサー草案)の起草作業が開始されました。

「マッカーサー3原則」とは、「戦争の放棄」「象徴天皇制」「封建制の廃止」でした。

そして2月13日、マッカーサー草案が完成し、日本政府に渡されます。つまり、日本国憲法の原案は、実質、1週間程度で作成されたことになります。 
草案は、民政局の20代~50代の25人の日本通の弁護士や学者達で作成されていますが、その中には憲法のスペシャリストはひとりもいなかったそうです。

草案は、ドイツのワイマール憲法やソ連のスターリン憲法あたりを参考にして作成されたそうです。 
民政局にはマルクス社会主義者や日本の急進派など、共産主義者が数多く在籍していたそうで、そういった者の意見も大きく取り上げていったそうです。

そして、このマッカーサー草案をもとに日本政府案の憲法改正案がまとめられていきます。このスタッフはGHQ側は20人、日本側はたったの一人という状況でした。 さらに、帝国議会両院でも憲法改正小委員会を設けて議論していきましたが、すべてGHQの監視付だったそうです。

こういった状況の中で内閣草案は、明治憲法73条の手続きに従って可決され、1946年11月3日、日本国憲法として公布され、翌年の5月3日、施行されました。

〜引用終わり〜

おおよそですが、これが日本国憲法の成立過程だ。

当時の日本はGHQ占領下だったので仕方がない部分もあるかもしれないが、日本人・日本政府云々ではなく、GHQ主導の下に進められ、GHQの良いように制定していったのが日本国憲法、だった。

日本国憲法の基礎知識
http://www.norio-de.com/kenpou/beginning/

この時、憲法制定に関わり、25年を経たのちにインタビューをされたアメリカの役人は「まだあの憲法をあのまま使ってるのか!!」と心底驚いたそうだ。
他国の占領下で為された最高法規たる憲法が、占領を解かれ自主制定を国際社会が認めているにも関わらず大切に押し戴かれている様に、驚愕したのも当然だろう。

「なんで改憲、または新しく制定しないの??」という疑問がわくのは当然。

日本が平和(戦争がない状態)だったのは、アメリカ軍による、紛争抑止の力、具体的には海兵隊を含む軍事力が、日本の周囲をカバーしてくれていたお陰であり、これ以外にはいかなる有意なる存在はない。

その証拠に、その在日米軍の力を持ってしても、日本政府がしっかりとしていれば明日にでも紛争の種になる、竹島や尖閣諸島の問題がハッキリと存在している。
「平和憲法のおかげで平和だ!」と信じてらっしゃる方々が、欣喜雀躍して喜び、そのあと「ああ、平和憲法などという名前に陶酔していただけのどうしようもない愚か者だったのだ、わたしどもは…」とうなだれる、方法が、ひとつ、ある。



それは、元号を「平和」にすることね。






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