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岡崎体育「MUSIC VIDEO」の衝撃

投稿日:2016年4月30日 更新日:

BASIN TECHNO

MUSIC VIDEO」、

つまりこれは、「メタ表現」というやつなんだな。

 

 

「ミュージックビデオにありがちな表現」、という言い方でこのPVに対して、なんだか論評としてはその内容を、「ありがちで陳腐なものを茶化している」とでも言いたげなものが多いけど。

じゃあ、お前これやってみろよ、と思う。

あらゆるミュージックビデオには予算があるし、アイデアの限界があるし、アーティストの意向もある。

「おもしろい」から、と言って、みながこういう「メタ表現」ができるわけではない。

陳腐でも、それが望まれている、という暗黙の了解から、踏襲されてきた技法・表現。
それを、すべて並列化してみせた、岡崎体育の「MUSIC VIDEO」。

これを一度、こうやって完成させられると、今度はそれをやったら「知らないからこその度胸」みたいな、変な文脈で語られることになるし。

 

いやちょっと待て、と。

この「MUSIC VIDEO」、「MUSIC VIDEO」という曲名なんですけど、曲じたい、すごくいいよ?

別に、ミュージックビデオを題材にしなくても、歌詞を変えれば素晴らしいポップな曲になる。もちろん、「曲も、いろんな要素を盛り込んだメタ表現だよね?」と言うことはできるだろう。

それを言い出したら、現代の曲は全部そうだろう…し…

「ジャンル」というくくり方ができる時点で、それは「カテゴリー分け」されている。分けられる、ということは、分ける主体がいるということ。

これはこっち、これはあっち、と分けることができる人がいる。
その時点で、観点として上位な存在がいるということになる。

 

 

「MUSIC VIDEO」が素晴らしいのはまずその曲、そしてメロディ、
プラス、MVを制作している姿勢、ではないだろうか。

話題にならないわけがない。

ここまで作ると、「こういうメタ視点を持った人だ」という風に勘繰られすぎて、今後どんなメジャーな作品を作ろうとしても

「これはなにを抽象視してるんだ!!??」

と思われかねないよね。

それは、宿命か。才能あるから大丈夫か。

 

ちゃんと、かっこいい曲ある。

スペツナズ。とか。

 

 

※ちなみにスペツナズとは、ソ連の特殊部隊のことである。

 

 

 

 

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