6/3 19時までの公開。
Huluは、そういう限定的な企画もやってるんだな…。
急いで観た。
いそげーッッ!!!!
中学校のころに、あのレベルのことを淡々と進められる女子となると、実際は学校や他の生徒にはぜんぜん興味ないんじゃないかな〜とか想像しながら観た。
そして不良の子。
実際って、不良ってもっとバカで、もっと悪質で、もっとどうしようもないよ。
やはり物語の中の不良は、なんとなく「本当はいい子」で、改心ポイントがちゃんとあって、良い方へ加担してくれて、いつしか良い結末へ同調する。
それが本当なら、少年刑務所なんか要らないな、っていう。
それが本当なら、ヤクザなんていなくなるよな。
14歳は未熟で、幼稚なところがあって、そう思っていないのは本人だけなのだ。
いろんなことを考え始める時期ではある。
だけど、手にした情報が限られていることに気づいていれば向上心がわいてくるんだろうが、その限られた世界観で「すべてを判断できる」という自我だけが肥大して、世をはかなんでしまう子も、中にはいるのだ。
「中2病」とはいわゆる、「限られた情報で世界を内側に構築してしまう」ことを言うのではないだろうか。
そんな少年の死を、傷つきながら見つめようとする少年少女たち。
学校が、それを許すというのは実際にはありえない気がする。
映画では描かれていなかったけれど、途中までつきまとっていたテレビ局の取材人は、裁判の前後に一切出てこなかった。
父母の口に、戸は立てられないと思うけどな…。
注目したいのは、三宅樹里。(石井杏奈。自称柏木殺害現場目撃者。告発状の主で、証人になった。大出らにいじめられていた。by wikipedia)
話が進行していくにつれ、裁判が進むにつれ、言葉が出なくなり、倒れたり、泣き叫んだり、していくのだが…。彼女の悩みの種だったはずの、ニキビが少なくなっていってる…
これって、彼女が、追い詰められているように見えて、実は、救われていってる過程を見せている、という表現だったのかも…。
原作を読むしか、なくなるよな…。
やっぱ「ドラマ」ってテレビでしか見れないっていうイメージだったんで、そこを解放されたみたいで、今は人気なんだな。
現在のラインナップを見てみるべし。
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