確かビル・プルマンが戦闘機で先頭切って戦ったのが「インディペンデンス・デイ」。
あれが1996年か。
とにかく、アメリカ大統領に活躍させたいっていう感じか…いや、でも今回はそうでもないな…。
ヘリが撃墜され、ひとりパラシュートで命を取りとめたプレジデント。これ、「ディープ・インパクト」のモーガンフリーマンだったらどうだったろう、などと考えてしまったり。
しかしこういう「侵略モノ」は、地球外生命体の軍団を描くにはとうぜんすべてフルCGになるわけだから、「極力おさえよう」ってことになるんだな、そこは露骨に予算の都合で…。
そうなると、「人間ドラマ」とか「感情の演技」みたいな方に、なんとか注意をもっていこうとする。
「しっかりするんだ!!!!」みたいなw
そこまでのスピードが速すぎると、いやいや、まだ深刻さとか、被害とか、実際の怖さとか、じゅうぶん見せれてないのに…という感じにもなってくる。
侵略モノって、この映画はアメリカ中心だけど、全世界の都市が狙われたりして、被害がそれはそれは出るわけだけど、その様子を描くのは、やっぱり難しいんだろうな…「世界の都市で被害が…」って、地図上での処理で終わるw
それにしてもアメリカが、「エイリアン」として想定するこの手の映画は、その相手を「交渉不可能な人外」としている点で、昔の日本とか、イスラム過激派とか、どうも、「仮想敵」として多人種を想定しているな?っていう感じがしてくる。
アメリカ人がグッッッとくる設定なんだよね、「独立記念日に…」ってやつはいつまでも。