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僕らは今、どの辺にいるんだろ?

感覚を疑え!

「ヨシ子さん」のキモさ

投稿日:2016年7月7日 更新日:

ヨシ子さん (初回限定盤)

今日は七夕。

桑田佳祐の「ヨシ子さん」。
WOWOW開局25周年にこの曲をぶつけてくるあたり、桑田さん最高だな。

 

 

WOWOW上層部の、顰(しかめ)た顔が目に浮かぶようだww

でも桑田佳祐だし、断れねえし…みたいな。

その「ヨシ子さん」にまつわるご本人のパッフォーマンスが、「キモイ!」と話題に。

桑田佳祐の下品すぎる新曲振り付けにお茶の間が「キモイ!」と完全拒否
http://www.asagei.com/61645

 

あのね、もう日本に、「お茶の間」なんてものは、ほとんど存在しないんじゃないの。
逆に言うと、「お茶の間が完全拒否」なら、無視していい数なんじゃないかとも思える。

桑田氏の「あの感じ」は、今に始まったことじゃないし、
この感じと、「TSUNAMI」や「真夏の果実」、「白い恋人達」、のあの感じと、
両方持っているというモンスターぶりが、すごいわけだから。

同じ脳内に、あの世界観が同居しているというアンビヴァレント。

そんなこと言い出したら、
昔のサザンの「女呼んでブギ」とか、出禁モノではないのか。

 

そして、最近思うんだが。

 

世代によって、ハマッたミュージシャンって違うでしょ?

小沢健二は、1968生まれ。
氷室京介は、1960年生まれ。
佐野元春は、1956年生まれ。
松山千春は、1955年生まれ。
浜田省吾は、1952生まれ。
長渕剛は、1956年生まれ。

 

そして、桑田佳祐は…と考えると、
未だに「お茶の間がキモイ!」とか言われてる、この現役感(1956年生まれ)。

 

すでに大御所アーティストと言われる面々は、
誤解を恐れずに言えば、

「その世代に生まれて直撃した人は熱いファンのままだけど、ここから、新たにすごい曲を若者に評価されるのってなかなか難しい」

と言えたりするはずだ。

しかし桑田佳祐は…と考えると、「何このおっさんおもろい!」と、挑戦的楽曲で新たなファンを獲得しそうな勢い。

 

「紅白なんかそもそもどうでもいい」感。

がんをも克服し、日本を席巻し続ける「湘南の天才」は、まだまだ活躍してくれそうだなー。

 

 

-感覚を疑え!
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