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映画を見ても何も思わない猿

東京原発

投稿日:2016年10月13日 更新日:

東京原発

福島原発事故が起こるより前(2004年)、いろんな面白い感じを盛り込んである。
本当だから、笑えないような。

やたら喧嘩腰な大野財務局長(岸部一徳)w

「横田の米軍が協力を申し出ていますが」
「なんで知ってんだよ!!!」

wwww

 

中でも、「教授」として登場する人物。
原発や放射能の危険性や恐怖を、データを交えて説明する。

そのかっこうw

バーバリーのジャケット、
グッチのアタッシュケース、
全身毛皮のコート。

ぞんぶんに、うさんくさい存在として描いている。
恐怖を煽って、
金儲けしていることを暗示してある。

 

まぁ、そういうもんだよね。

福島の事故以降も、不安を煽って恐怖を広め、それで講演だの執筆だの、金に変えてるジャーナリストや教授がたくさんいる。

デマを流して風評被害を広めている。

人の不幸で、メシを食う人ら。

最後に、この教授も逃げてるし。

そういう、
「不安商売」をしてる連中にほだされて、
関西や九州へ「自主避難」した人たちを、責めるのもアホらしいけれど。

 

「鼻血がー!」って、本気で思ってる無知な人らがまだ、大勢いる現状。

しかしタイムリーに今見ると、原発問題よりも「都知事問題」として浮かび上がってくるというw

図らずも、皮肉なものだ。

 

原発事故が起こる前だったから、ブラックユーモアとして成立したけれど、「東京に原発を!」は議論の俎上にものぼらない。
米軍基地問題とは違い、日本のエネルギーについて、本当は国民ぜんたいで考えないといけないことなのだ。

 

すべて「人災」というか、
いい加減な委員会の人、
いい加減なドライバー。
世界一無関心な、東京都民。

 

この問題提起は、いまだ生かされていない。

象徴的に、倒れた国旗。

 

 

 

 

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