実在の結婚詐欺師を堺雅人が。
結婚詐欺師ってすごいハードル高い仕事だと思う。
このクヒオ(本名・鈴木和宏)は、1億円くらいを奪ったって言うのだが、その努力と発想力あるんなら他に活かせばもっと稼げたんじゃないか、と思う。
エリザベス女王とカメハメハ大王の血を引く、という設定だったそうだ。
なんとなく映画ではコミカルに描かれているが、本当にコミカルな話だ。
その割にこの映画、どうもシリアスな部分も出したい、「愛とは」みたいなテーマにも迫りたいと言う「欲」が見え隠れして、少し、いやらしく見えてしまってる。
しかし実在のクヒオは、堺雅人みたいに男前じゃないだったろうし映画の中ですら「なんか怪しい」と思う人らは複数いたわけで、どうしてあんなのに引っかかるんだろう?って、ばかなんじゃないの?って、結婚詐欺の話が出るたびに言われたりするわけだけど。
いや、ぜんぜんいるでしょ。
被害者を貶めるつもりはないが、「なんであんな馬鹿なことに引っかかるかね?」と周りが見たら呆れるような、バカって、たくさんいるんだよ。
ひどい言い方だけどw、騙されるバカがいなくならないから詐欺師もいなくならないんだし。
年々サギの方法は巧妙になってきてる、なんていうけど、そんな情報すらアップデートしないバカなままの人らって本当にたくさんいるんで、結婚詐欺師、この手のパターンの「嘘でしょ!?」レベルの嘘も見抜けない女子(または男)が、次から次へ生まれてくるのは止められない。
でも、嘘のような本当の話として、この映画には意味がある。
いや、松雪泰子は美人すぎる。
満島ひかりが可愛すぎる。
そうではないところを狙うからこそ、結婚詐欺師なんじゃないのwww
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