この本の発売が2009年。
さらに研究は進み、問題とされていた「腫瘍化」も、改善されて来たと言います。
iPS細胞にグッとくるのは、山中伸弥教授の名前から取った「ヤマナカ4因子」。
そして、アップル社製品では無いけれど、あっ、なんだか新しくて過ごそう!と思えるためにつけたという、その名前じたい。先頭に「i」がついているのは、そういうことなんだそうです。
というか最初は、Appleとソニーが研究したの?なんて思いましたがw
ES細胞やiPS細胞をフルに活用するには、やはりどこかでぶつかる「倫理観の壁」というものがあって、それは実は、ぜんぜん世界共通じゃない。その辺りは、科学のお話なのか、宗教観の領域なのか…。