関ヶ原の戦いに敗れた真田幸村は、高野山麓に身を潜めながら、天下統一を成さんとする徳川家康の首をうかがっていた。そんな折、父の昌幸が家康の策にかかり命を落とす。幸村は、打倒家康のため全国から腕利きを集めるべく、戸沢白雲斎のもとを訪ねるが、家康への協力を拒んだために、既に服部半蔵に殺されていた。師を亡くした猿飛佐助が仲間に加わり、白雲斎の残した“草の者”人名帖を頼りに、次々と忍びの者たちが幸村のもとへ集められた。かくして、ここに真田十勇士が結成された!
「史実と違う」的なことを書いて★1つをつけてるバカがAmazonのカスタマーレビューいるんだがw、こんな楽しい時代劇があるだろうか。
家康がおもしろいくらいに悪役だったり。
やはり真田幸村を題材に、大阪の陣を描こうとすると、
真田十勇士を登場させないわけにはいかなくなる。
十勇士の登場は、一人一人、まるで里見八犬伝のように丁寧に人物を描く手法をとるしかなく、戦いは荒唐無稽を超えて、SFの領域に突入していく。
真田丸の攻防のシーンも、セット・ミニチュア・合成と、多くの手法がふんだんに盛り込まれている。
1979年の作品だが、役者、エキストラ、セット、設定とも、
現在の日本映画にはない、「血の熱さ」のようなものを感じる。
・Amazonプライムに入れば、すぐ観れるというやつ!