作者の体験も交えながら、麻薬や覚醒剤の特徴などを、わかりやすく書いてある。
でも、どうも、鬱陶しい記述があるw
関係ないのだ、「安倍政権が」とか。
「戦争をしたい安倍晋三のような人間が」とか。
そういう、どこかで洗脳されてきた左翼のようなことを、この作品に混ぜ込む意味なんかない。非常に鬱陶しい。
陳腐な持論を展開してあるというだけで、この本が見事にダメになってる。
医療大麻の使用はやはり有効なようで、これだけでも緩和されればいいなとは思う。
ただし、
「大麻はタバコより害がない!」
「アルコールの方が犯罪が起こっている!」
という言い方は、やはりおかしい。
大麻を使うにしても、使い方って個人なら相当気をつけないと命に関わる。一般的に解放したら、交通事故が起こる確率も跳ね上がるだろう。
それを「アルコールの方が危ない!!」という言い方をしてしまうと、今ですら危ないのに、「それより少ない」からといって、事故数が増えることがわかっている大麻を、なんで解禁しなきゃならないのか。モルヒネが一般には流通しないように、医療においてだけ、大麻は使用されるべきだと思う。
事実上解禁されている国がある!とこう言う論者は主張するが、オランダやウルグアイなんかと比較されても、ねえ…
ホームラン打たずにシャブ売ってた清原選手がタイトルにまで引き合いに出されているが、確かに「覚醒剤犯は罰をいくら与えても治らない」とはいえ、だからといって「彼らは犯罪者ではなく患者なんだ」と一気に飛躍するのは、一般人からするとやはり違和感がある。
飛躍で言えばやはり、「安倍内閣が」とばかの一つ覚えで言いたいだけの左翼的言辞。
覚める。
広く知られるべき内容であるだけに、そこはとても惜しい。
というか、「アベ政治を許さない」みたいな連中がいるから、消去法で、自民党を選ぶしかなくなってる、ということに、なんで気づかないんだろうか。
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