芸能人はなぜ干されるのか?: 芸能界独占禁止法違反

こういう本は、芸能好きの人が飛びつくんだろうか。実はその内容は、眉唾なものも多い。

昔を振り返る時に、「女性自身によると」と、その根拠をいわゆる「女性誌」に求めるのはどうかな…と思う箇所が何個もある。

だってその当時にすでに、「また女性誌がてきとうなことを…」と言われてたはずなのに、それを年月を経て、「当時はそうだった」と確定事実のように言われても困るからだ。

中盤は日本の映画の変革。
最後は、芸能と差別について。

 

cf

芸能は、歌やテレビや芝居、という表層の部分と、いわゆる「河原乞食」であるという本質の部分と、どんなに時代を経ても、その二層を併せ持っている。

言い方を変えれば、

表層は「派手な金儲け、ショービジネス」。
本質は「差別をベースにした人身売買」。

本質を、表層が隠し、経済(巨額のマネー)が、それを糊塗している。

それを、悪いこととは思わない。
娯楽が堕落とは限らないが、「夢」を見ることにお金を出すのは人のサガ。

そんな世界で、手のひら返されるのも実力のうち。

良い方に、手のひら返された方が勝者だ。

TPPも絡んで、いずれグローバルスタンダードにさらされて、芸能界も自浄力を持たざるを得ない時がくると思う。
たぶんその時は芸能界単体ではなく、もっと奥深く幅広いところからの(世代交代も含めて)、変革が待っているんだろう。

今フと思ったが、「ハニートラップ」も、芸能の範疇だ。

どちらにしても、こういう内容に、食らいつきすぎるのはどうかな、とは思う。
あまりに知らなさすぎるのも、また、どうかな、とは思うが。

タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書)

新品価格
¥994から
(2016/2/20 09:37時点)