Where Are We Now?

僕らは今、どの辺にいるんだろ?

読んだ本

闇金ウシジマくん

投稿日:

闇金ウシジマくん(41) (ビッグコミックス)

大人気金融コミック。
凄惨な描写も多いが、なぜか人の心の、“ある部分”をえぐる。

それは怖いもの見たさか。
それは自分の、いつかの姿か。

ドラマにもなり、映画化もされた。
山田孝之の演技は素晴らしい。

ただ、映画/ドラマの被害者(債務者)やその他の登場人物は、やはり当たり前だが役者さんなので、その姿に「覇気」があるのだ。

本当に荒んでいるわけではないから、演技は素晴らしいのだが、まとっているオーラが、やはり「正」のものであって、「負」のものではない。

漫画で描かれる「負」は、本物の「負」に見える。
だからこそ、底辺、下流、ダメなやつ、不良、ヤクザ、その「負」が放つパワーは、「正」を生きようとする自分達に、何かを投げかけてくるのだろう。

正義が、どこにもない。

決して主人公・丑嶋を正義にも描かないで、ただ淡々と、この世情の闇を描く。
闇金が常に「弁護士・警察に駆け込まれたら終わり」なリスクを背負いながら、なぜ存続し続けるのかを、問われている気がする。

闇金は、大きな意味での、マネー・ロンダリングなのだ。
借りる方は、被害者でもあり、共犯者にされているのある。

貧乏人が行き着く先は、しょせんこんな世界。
そういう理解だと、なんだかこの漫画を読み損ねているのかもしれない。

お金って怖い。
お金ってすごい。
特に「フリーエージェントくん」編(30巻〜)は、ものすごくよく調べてあってリアルだと思った。

続編が待たれる。
最後、どうなるんだろうか。

闇金から借りてしまったら、
もう、こういうところへ相談するしかない。

駆け込むしかない。

女性はこちら。

 

↓さらに参考にどうぞ。

闇金で借りてる人を地獄から救う方法

第一回「ガツッッッとお金を取り返すのだ!」

 

 

 

 

-読んだ本
-, , , , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

陰謀の日本中世史

歴史の研究者は、あまりに荒唐無稽な「陰謀論」は、否定すらしない。

日本の10大新宗教

伝統宗教になり得る可能性はある。

自分のついた嘘を真実だと思い込む人

そんな、異常とも言える「嘘つき」には、それを支え、許し、援助までしてしまう存在がいる。

昭和三十年代主義 もう成長しない日本

「成長」が魅力を失ったいま、日本人が希求すべき生き方、それが昭和三十年代主義である——。

マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女

堕落と悔悟、その二面性を表現するアイコンとして、敬虔を惹起する女。

ハッピーメールバナー
※New※ プロミス レディースキャッシング