Where Are We Now?

僕らは今、どの辺にいるんだろ?

読んだ本

東福門院和子の涙

投稿日:

東福門院和子の涙 (講談社文庫)

こういう表現方法で、どうしても固くなりがちな宮廷や、幕府との折衝を感情豊かに描き出すとは、という驚きに満ちています。

まるで日記を読むように、本当に当時の状況を活写しているかのように。
物語というよりは、歴史の一部分を覗き見るような感覚。

「筆硯清良、人生一楽という語もあるほどに文房品は喜びじゃ。この洮河緑石は宋代に洮河の河底から採れたそうじゃが、その後は洪水のために流路変わり、坑の位置が判らなくなってまぼろしの名石といわれている。端渓、歙州と並び賞されるもの。また明代は唐に劣り、紙は宋に及ばず、といわれるが、墨だけはいずれに勝るという。その明代一の墨匠、羅小華の作とあれば、誠に心強い。いや、よきものを献じ給うた」

硯を送った東福門院に対して、御水尾帝が漏らしたお言葉。

幕府から、たった一人公武のために涙を隠して奮闘した、和子(まさこ)の生涯。

こちらも。

-読んだ本
-, , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

佐藤優

サバイバル宗教論

その意味と功罪をわかりやすく解説してくれています。

関東連合

関東連合:六本木アウトローの正体

安全地帯からなら見ていたいっていうかw

イスラーム国の衝撃

書いてある通りに進んでます((;゚Д゚)ガクガクブルブル

アイアムアヒーロー

アンソロジーとも言える公認漫画が、続々刊行されてるんだな…。

人間アレルギー

人間関係に苦しんでいる人は、読むだけで癒えて行く…そんな効果すら、あると思える。

ハッピーメールバナー
※New※ プロミス レディースキャッシング